2月頭、寒さをしのぐ…わけではないですが、親父と一緒に沖縄に行ってきました。
 真辺は国内旅行で本州から出るの初めてだったなりよ。

 京都に負けず劣らずというか、それ以上に観光の地という感じでしたけど…一次産業と三次産業メインと。
 二次産業は工芸品だけ…かな? 陶器やガラス製品類ですな。

 台風などに耐えるためほぼすべての建造物がコンクリートなんだそうですが、本州の市街地と違ってデザインがかなり共通してるのが面白かった。あれはそういうしきたりなのか、施工業者が限られているからなのか。
 東京の住宅なんかは見た目がいくらモダーンでも中身木造のスッカスカ欠陥建築だったりするけど、沖縄じゃそれは通用しないんですねw
 外壁は風雨や強い日差しで傷みやすいのかなという印象で、あけすけに言うとみっともない見た目になってる建物が多いんだけど、しかしどれもこれも頑丈っていう。まさに東京の正反対。

 墓。墓が無造作というかなんでこんなところに…みたいな場所にある。それも至る所に。
 なんつーか、土地の使い方がアバウトというかw、あれも東京じゃまず見られないシチュエーションで面白い。普通の墓地も無いわけじゃないらしいですが。
 墓が子宮を模しているってのは有名かと思いますが、一族の魂の故郷といったところか。だから家と同じで大掛かりなんだとか?
 新聞の訃報も1スペースに一家全員の名前がずらっと載っているという。でそんなのが2面ぐらい占領してんのw
 つまり近年の日本では消滅したと言われるイエ社会文化が、沖縄にはまだ残ってるってことだよね。
 まあ俺は孤独死上等と思ってる人間だからあれが何かすばらしいなどとは1ミリも思わないけどね。墓は墓で要所にまとめてインフラを整備しなさいって思う。

 インフラ整備って言えばどこもかしこも道路工事してた。古い道路の補修とかもあるけど、それにしてもあっちこっち過ぎたので、何かカネの流れを感じさせた。
 真辺はそういうのの裏事情とかの話のほうが好きだね。
 憶測でしかないけど、普天間の県外移設を諦めてもらう代わりの慰謝料的なカネが落ちてきているとかね。
 そういや地元の新聞では鳩山元首相の講演なんかも記事になってた(内容は「当時、政権としては県外移設を目指したが官僚―米国の既定路線を変えることは不可能だった。ゴメンナサイ」その他だったと思う)。

 脱線ついでに書くけど、皆鳩山氏とかを無能呼ばわりしてるけど、アメリカ様に表立って楯突くと現状の日本では誰でもこうなるってことだと思うよ。俺は。
 政権交代後の当時、アメリカが奇妙に沈黙していた期間があったことを思い起こすべきだ。
 奴等は決して日本の政治にはフリーハンドを与えない。
 子供ならともかく、これまで30年40年と生きてきた人間ならそのことが肌で感じ取れるはずなのだが。

 だから盲目ネトウヨちゃん達が明けても暮れても日本の主権維持・強化を言い募ってるけど、じゃあもし極右勢力が政権獲りましたとなっても、現状だとアメリカ様の意向に反する行動はすべて叩き潰されると真辺は思う。
 日本は結局のところ、(国際)政治的には大国にコバンザメしつつ、エコノミックアニマルしつづけるしかないのかもね。
 なんだかんだで実需の軸足は何年も前からすでに中国・新興国にシフトしているわけです。
 資本主義の世界なので、経済的パワーバランスに従って、政治的コバンザメの対象も紆余曲折を経て「より近所の元気な大国」にシフトしていくと真辺は思いますね。
 まあ、副島隆彦氏が主張するように、アメリカが早晩、自らの刷ったドルに埋もれて窒息死する展開になれば話は早いんですがね。
 あと、たとえば日本が一転して資源大国になるような「革命」が起きれば、パワーバランスが一変するわけだから話は変わってきますがね。これは現状では淡い可能性でしかないですけど。

 閑話休題。現地に行って知ったが天気がコロコロ変わる。タクシーの運ちゃんが言っていたが、なるほど現地の人が傘を持たなくなるわけだ。
 3日とも、晴れてるなと思ったら1時間足らずで本降り(東京の感覚で)になったりした。で、しばらくするとまた晴れるw
 まあ天気が悪い予報だったから基本雨模様なのは覚悟してたんだけど、降り出したら止まらないってわけじゃなくメリハリがあるというね。
CIMG1243_ ビジュアル的には雲の表情が常に豊かで飽きねーって感じ。それに日が照ると2月だけど東京なら5月下旬ぐらいの陽気になる。冬でも日差しが強いのねー。景色の色乗りがいい。南国カラー。
 あれ体験すると、東京の味気ない冬晴れなんかつきあってらんないという感じw

 シーズンだそうで卒業・修学旅行とかの団体がわんさかいました。
 で、国際通りなんかはそれ相手のみやげ物屋に占領された状態の模様。
 父の昔の記憶ではもうちょっとノーマルな商店街だったようだが。詳しくは聞いてないが。
 真辺自身がちょっとどうなのよって思ったのは、ひめゆりの塔の出入り口付近にもみやげ物屋が密集してて、施設見学帰りの人間相手に客引きしてるっていうのね。
 ちとあれは不謹慎ではないのかね?とね。
 そりゃー学生さんとかがほぼ100%回ってくる場所なんだろうけどさ。
 ドイツの収容所跡の記念施設の周りには、もちろんみやげ物屋なんて一つも無かった。
 でもしかし、観光で食っていくってのは結局ああいう光景も受容しなければってことなのかなあ?と思ったりしないでもない。

 真辺はこれからの人生、目先縮小均衡して行かざるを得ない日本、このままだと俺らの世代を30年後ぐらいに最後の人口の山として厄介者扱いしていくであろう日本を、冷ややかな目で眺め続けて行こうと思ってます。
 旅行なんかでも、何が失われ何が残っていくのかということを記憶して行ければと思ってます。

余談:
CIMG1269_ 水族館も行ったよ!w

補足:
 自分の言及に関連したコラム記事(鳩山氏の記事は講演じゃなくてインタビューでした)
2011.02.19 - 岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース
長期残ってるか不明なので↑の魚拓↓
(cache) 2011.02.19 - 岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

0301補足:
 自分が見た記事が講演内容の報道で、その後インタビューが組まれたってことらしい。
鳩山発言を矮小化する中央メディアと政治家 - 岡留安則 - マガジン9 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース
一応同様に魚拓↓
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